最近、この言葉がリフレインします。訪れた場所で懐かしい人と会います。その人に「ここに行ってみ」と言われて、そこに行くと、また、懐かしい人と会います。懐かしい人の経営してる店に行くと、なぜか?そこでまた懐かしい人と会います。
 
「袖触れ合うも他生の縁」の「他生」を「多少」ではないよ。と教えてくれたのは、僕が勝手にアニキと決めた吉田 雅紀​氏です。それも、彼が日々発信している言葉をたまたま覚えていただけです。ホントにたまたまなんです。
 
でも、僕は、この言葉がいつも心のどこかにあった。「他生」っていうのは「別々に生きてる」ということなんだと思います。人は、それぞれに個性的です。誰一人として同じ人はいません。DNAが同じ一卵性双生児でも違う人格なのです。
 
その一人ひとりがメッセージを発しています。それを受け取るにはタイミングが必要です。タイミングが合わない時には響かない。でも、それが響く瞬間がある。これが「縁」です。
 
「人を育てる」ということはそういうことなんじゃないでしょうか?
 
小学校の先生が言っていた言葉が大人になってようやく肚に落ちた。そんな感覚をお持ちの方がいたら、僕はあなたを仲間だと思います。それほど「教育」というのは時間がかかる仕事なのです。でも、今は?どうなってる?
 
僕は、今、吉田雅紀氏の『起業「成功」ノート』2014 すばる舎リンケージを熟読しています。発売当初にも読みましたし、何より発売前にウェブ上に「書きおろし」が全文掲載されていました。
 
「買って読む」というのは、「その価値を受け止める」ということだと僕は思います。いつもこの本をそばに置きたい。今はそう思います。そして、僕の幸運なところは、インターネットというインフラを通じて、今でも吉田雅紀氏をはじめ、その当時にお世話になった先輩達、仲間と「繋がっている」ということです。
 
その意味でインターネットは素晴らしいのです。リアルをベースにして、ゆるく繋がっていることの素晴らしさを、今の若い世代にも伝えればいいなと、インターネット黎明期世代の僕は思います。
 
http://akinaisouken.jp/successnote/