先日、RCサクセションに関して書いたが、やはり、僕等の世代でサザンオールスターズは衝撃的だった。僕が小学生の高学年の時に歌番組で見たサザンは、当時の僕が聞いても早口で何を歌っているのかはっきりしない。しかも、アロハとビーサン姿も「なんじゃこれ?」だ。でも、確かにカッチョ良かった。
 
サザンオールスターズが、世間に認知されたのは、ドラマの主題歌として採用された「いとしのエリー(1979)」だと記憶しているが、バラードも確かに良いが、それでもサザンは、ロック・バンドなのだ。
 
ロックとは、なにか?僕は、「尖ってる」ことだと思う。
 
今でも彼等は、世の中の何とも表現しがたい「空気」というものに物申している。しかも、それは、サザンオールスターズらしいオサレなテイストで。
 
「ピースとハイライト」の歌詞の一部
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都合のいい大義名分(かいしゃく)で
争いを仕掛けて
裸の王様が牛耳る世は…狂気(Insane)
20世紀で懲りたはずでしょう?
燻る火種が燃え上がるだけ
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北朝鮮の記事が新聞の一面になる。話題にすればするほど彼等の思惑だ。